〃 壬 生 八十博 君
〃 寺 地 則 行 君
〃 山 名 文 世 君
〃 立 花 敬 之 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
──────────────────────────────────────
出席理事者
商工労働観光部長 磯 嶋 美 徳 君
農林水産部長 上 村 智 貞 君
商工労働観光部次長兼
産業労政課長 小笠原 了 君
農林水産部次長兼
農政課長 松 橋 光 宜 君
商工課長 淡 路 徹 君
観光課長 安 原 清 友 君
農業経営振興センター所長 久 保 昌 広 君
──────────────────────────────────────
出席事務局職員
主幹 槻ノ木沢 昌 敏
──────────────────────────────────────
午前10時08分 開会
○高山 委員長 それでは、
経済協議会を開きます。
報道機関から
テレビ取材の申入れがありました。撮影は最小限度とし、案件の冒頭を撮影した後は、カメラの撮影者には退席していただく形で許可したいと思いますがいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 では、取材される方々にはそのようにお願いいたします。
──────────────────────────────────────
●
所管事項の報告について
○高山 委員長 理事者から
所管事項について報告の申出がありますので、これを受けることにいたします。
皆様にあらかじめ申し上げます。
今般の
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
所管事項の報告については、
報告案件に関係する部署が入室して順次説明し、
報告終了後は退室することになりますので御了承願います。
──────────────────────────────────────
1
事業復活支援金申請サポート事業について
○高山 委員長 初めに、
事業復活支援金申請サポート事業について報告願います。
◎淡路
商工課長 おはようございます。
それでは、
事業復活支援金申請サポート事業について御説明申し上げます。
お手元の
タブレットに配信してございます資料を御覧願います。
まず、1の事業の趣旨でございますが、国の
事業復活支援金、こちら
申請期間は今年の1
月31日から5月31日までとなってございます。こちらの申請は、
電子申請で行う必要がございますが、市内には国の
申請サポート会場が設置されてございません。そこで、国の支援金を円滑に申請していただくため、
電子申請の方法が分からない、または難しい
市内事業者の方々の申請をサポートすることを目的に、市が独自に
申請サポート会場を設置するというものでございます。
次に、2の事業の概要でございますが、
申請サポート会場を(1)から(4)までに記載のとおり設置したいと考えております。
まず、(1)の
設置期間は令和4年4月4日月曜日から5月31日火曜日までの期間で、御利用に当たりましては
完全予約制として、令和4年4月1日金曜日から
予約受付を行いたいと考えております。
次に、(2)の開場時間ですが、土日祝日を除く平日の9時から17時まででございます。
次に、(3)の
設置場所は、市庁本館1階
市民ホールに
特設会場を設置したいと考えております。
次に、(4)の会場の
運営方法は、
民間事業者への
業務委託により会場を運営してまいりたいと考えております。
最後に、3の事業費でございますが、委託料として500万円を見込んでおります。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆久保〔し〕 委員 1日大体何件を対応可能な件数としてみているんでしょうか。そうすると5月31日までだと総額、総件数は何件ぐらいを見込んでいるんでしょうか。
◎淡路
商工課長 現在のところ、3ブースの設置を基本として考えております。ただ、結局、今現在公募しておりまして、事業者からの提案によって若干の変動、プラスになるのか、そのままでいくのかでございますが、3ブースといたしまして、1日8時間としますと24件、1回当たり60分の時間を確保したいと考えておりますので、それが38日間となると900件を超えるぐらいの枠になるかと考えております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 土日がないんですけれども、
あと延長というか午後5時までということなんですけれども、土日とか、それから午後6時、7時までとかという
夜間延長という形では何か考えられないんでしょうか。
◎淡路
商工課長 今業者のほうから
様々プロポーザルで提案、
運営方法等についてもいただくところでございます。
委託業務の中でやっていくことになりますが、そちらの中で提案いただくものについて、よいものがあればそちらは完備されていくかと思っておりますが、基本的には9時から17時で考えてございます。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 これは国の制度だと思うんですけれども、国も5月31日までということなんですけれども、事情によっては延長される場合もあるんです。延長した場合は市のほうも延長するという形になるんでしょうか。
◎淡路
商工課長 国が延長する場合は延長するかという御質問ですが、
電話予約で受け付けますけれども、そちらの状況を見ながら、またそのときに状況を勘案して必要であるかどうか検討してみたいと思います。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 あと、予約をした場合に、予約者がキャンセルした場合の対応というのはどういうふうになるんでしょうか。
◎淡路
商工課長 実際の事務の運営といいますかスキームのところは、事業者からの提案を見てからでないと今のところは何ともお答え申し上げられませんが、当然空いたところは、次に電話いただいた方にはそちらが分かるような方法を何かしら取っていくことになろうかと思います。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 ありがとうございます。国の延長がもし実施となれば延長のほうもぜひしていただきたいというのと、それから土日、そういうところも開けていただく、やはり仕事をしているので土日とか時間外とかもあったほうが非常に便利だと思うので、市民の効率を考え、利便性を考えればお願いしたいと思います。それと、キャンセルがあった場合、すぐそこにも対応できるような形で、なるべく数を多くして
受付件数を増やしていただければと思います。
以上です。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
2
市施設テナント事業者休業協力金について
○高山 委員長 次に、
市施設テナント事業者休業協力金について報告願います。
◎安原
観光課長 それでは、
市施設テナント事業者休業協力金について御説明申し上げます。
資料を御覧願います。
まず、1の目的でございますが、令和4年1月より実施しております
市公共施設の
休館措置により、休業せざるを得ない
テナント事業者に対し、協力金を支給することで、
テナント事業者の雇用の維持及び経営の継続を支援するものでございます。
次に、2の
対象経費及び額についてですが、令和3年1月、2月及び3月の売上高の7割の額に対して、市の
休館措置により休業した日数を1月は31日で、2月は28日で、3月は31日で除した数を乗じて得た額となります。また、上限額は休業1日当たり2万5000円としております。
次に、3の
交付対象者及び予定額についてですが、3月31日まで休業すると想定して計算しており、
蕪島物産販売施設の
テナント事業者が170万円、
種差海岸休憩所の
テナント事業者が80万円、
水産科学館マリエントの
テナント事業者が130万円となり、合計額は380万円となっております。
次に、4の財源についてですが、青森県
新型コロナウイルス感染症市町村総合対策事業費補助金の活用を予定しております。
なお、
当該協力金に係る経費につきましては、3月
補正予算その2に計上する予定としております。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆久保〔し〕 委員 大変なところに協力金を出すというのは、それはそれで必要だと思うんです。ただ、市の施設ということなんですけれども、2万5000円という1日当たりの根拠になる金額、また、1日2万5000円の収入があるという形での見込みだと思うんですけれども、どこもみんな2万5000円というような形なんでしょうけれども、入場者ってそれぞれに違うと思うんです。それに対して同じく2万5000円の分という根拠をお示ししていただきたいと思うのと、さらには、国の支援金、これも先ほど
事業復活支援金だとか、
雇用調整基金とか、そういうのも使うと思うんです。そうすると、そういうもので間に合わないということで今この協力金を出すということなのか、そこを教えてください。
◎安原
観光課長 お答え申し上げます。
まず、上限2万5000円の根拠でございますけれども、こちらにつきましては、昨年市のほうで行いました中心街の営業時間
短縮要請協力金、こちらの支給額の枠で日額1日当たり2万5000円というところが1つございましたので、そちらを根拠としております。これは、
入館者数がそれぞれによって違うという状況もあるんですけれども、今回国の支援があるというところと併せての御説明になりますけれども、やはり市の要請に基づいて、市の
感染防止対策を、何とか止めたいという市の事情に協力いただいたというところに対して、その低減に対する部分でございますので、これは国のそういった、
持続化給付金とかそういった制度とは別な形で、我々としては給付、支給してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 市民の感情から言えば、どうして公立的なところに支援金が行って、
自分たち民間にはそういうものが出ないんだというような矛盾を感じると思うんです。だから、こういうところに出すんだったら、やはり民間のほうにも出すようにと、私は、市の
独自支援を使ってくれということでお話ししたんです。ここで言うのがいいか分からないんですけれども、民間のほうにも
それなりの手当をするということであれば問題はないと思うんですけれども、市の施設だけにそういうふうな形をする。それから、さっき言った入館者についても変動があるわけですから、そういうのも加味しないで、ただ一律に2万5000円というのは何かちょっと解せないような状況だというふうに思います。
また、さっき言った雇用とか助成金とか、国の支援金はこの3者はもらっていないんですか。
◎安原
観光課長 お答え申し上げます。
今そこはちょっと手元に資料がないのですが、基本的に制度上は国の制度との併用というのは妨げてはいないです。実際にもらっているかどうかというところは、改めてまた御説明差し上げたいと思います。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 やはり黒字になってというのはもちろん、これは別に黒字になってもいいんですけれども、ただ
市民感情から言えば、そういうダブルでもらったりとか、それによって黒字になったりというのはちょっとおかしいんじゃないかと。大変だったらばそれでカバーしていくというのであれば分かるんだけれども、そういうものが分かるような形で説明もしていただければというふうに思って質問したんです。そういう点では、もう少し2万5000円に対しても、人数によって入れるとかという形でないと民間との整合性が取れないんじゃないかと思うので、その辺については検討の余地があるのではないかということをお話しして終わりたいと思います。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
3
宿泊施設受入体制強化支援事業について
○高山 委員長 次に、
宿泊施設受入体制強化支援事業について報告願います。
◎安原
観光課長 それでは、
宿泊施設受入体制強化支援事業について御説明申し上げます。
資料を御覧願います。
初めに、1の
事業目的でございますが、
市内宿泊施設が実施する
新型コロナウイルス感染防止対策と、
ウィズコロナ、
ポストコロナにおける新たな需要に対応するための経費を助成し、
市内宿泊施設の
観光客等の
受入れ体制強化を図ることを目的とするものでございます。
次に、2の
事業概要でございますが、
対象施設は旅館業法で定められた施設、一般的なホテルとか旅館になりますけれども、こちらを対象とし、市内59の
宿泊施設を見込んでおります。
助成対象経費については、大きく2つありまして、まず1つ目は、
新型コロナウイルスの
感染防止対策に要する経費として、
消毒液等の
消耗品購入費や非
接触型体温計等の
備品購入費、
電子決済システム導入費用、また、
PCR検査、
抗原検査の
検査費用などを対象といたします。
2つ目は、新たな需要に対応するための取組に要する経費として、
リモート会議用の
設備改修に要する経費や
Wi-Fi導入経費、ワーケーション及び
コワーキングスペース確保のための
施設改修費などを対象といたします。
助成率は、
助成対象経費の4分の3で、
助成上限額は
宿泊施設の客室数に応じて100室以上の施設は80万円、50室から99室までの施設は60万円、50室未満の施設は40万円としております。
次に、3の事業費でございますが、本事業につきましては、
民間事業者への委託により実施することとし、助成金と
事務経費の合計1100万円を事業費として見込んでおります。
なお、財源につきましては、青森県
新型コロナウイルス感染症市町村総合対策事業費補助金の活用を予定しております。
次に、4の
事業期間でございますが、令和4年6月から令和5年2月までを予定しております。
最後に、本事業につきましては、
関連予算を3月
補正予算その2として、現在開会中の定例会へ提案したいと考えております。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆久保〔し〕 委員 委託という形なんですけれども、委託先はどこかもう決めているんですか。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
委託先ということでの御質問ですが、まだ、もちろんこれからになりますので決まってはいませんけれども、一般的なこういった業務を代行していただけるような事業者さん等々にまずはお願いすることになるかということで考えております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 考えるには、申請は役所にちゃんとして、役所から出るという形で考えれば素直に委託料なんていらないような気がするんですけれども、何で委託にするんですか。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
観光課の業務が今
相当コロナ対策等々で非常に多くなっているという部分もありまして、やはり民間の活力という部分で、そういった、少しでもアウトソーシングできるものはして、民間の事業者さんのほうにもしっかりとそういった形での事業を展開していくというような形の中で委託という部分を考えております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 例えば、VISITはちのへとか、そういうところに頼めば、
それなりに委託料もかからないというか、ちょっと分かりませんけれども、金額的なものもあるかと思うし、また何でもかんでも委託というのもちょっと、当然業務がかさんでいるというのは分かるんですけれども。そういう点では人も増やしていくというような形を、人事課にも要求をしていただければというふうに思います。
あと、金額なんですけれども、80万円、60万円、40万円ということなんですけれども、100室以上で80万円の上限って、何かちょっと少ないという感じがするし、それと対象になる経費ってほとんど既に旅館というか
宿泊業者の方がやっているものがあると思うんですけれども、主にこういうものに使うという形で対象にしたものはあるんでしょうか。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
対象経費の部分に関する御質問でございますけれども、この事業、令和2年度にも実施をしておりまして、備品であったり、例えばエアコンの導入とかそういった部分は恐らく、ある程度行き渡った部分というのはあるかというふうには考えておりました。そうは言いながらも、コロナで今
相当宿泊施設の方々も影響を受けている中で、我々が今考えていたのは消耗品、こちらのほうは運営に伴ってコンスタントにこれからもかかっていく費用になってくるだろうというところで、消耗品の購入費も
補助対象とすることで
宿泊施設の方々を支援していきたいというふうに考えております。
また、令和2年度にはなかったところですけれども、資料の②に書いておりますけれども、新たな需要に対応するための取組というところで、例えば
コロナ禍を経て会議もオンラインで開催する部分が増えてきておりますけれども、
Wi-Fiであったり、
リモート会議を開催するための設備をまだ整え切れていない施設もあるかというところで、我々とすると、そういった部分に制度を活用していただければいいかというふうに考えております。
また、金額についても、令和2年度に実施した実績を基に算出したものでございましたので、こういった金額としております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 そうすると、こういう客室数によって上限があるということであれば、大体1部屋に何万円という形の経費を掛けてこの金額にしたということなんでしょうか。この80万円、60万円、40万円にした、元になる根拠とかというのはありますか。1室辺りとかということでしょうか。
◎安原
観光課長 1室当たりの根拠というところでしたけれども、こちら先ほどもお伝えしました令和2年度の実績を基に今回上限額というものを設定した部分でございましたので、ある意味では実績に応じた金額というふうに御理解いただければと思います。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 あと、この
PCR検査とか
抗体検査キットの購入、この利用というのは従業員、それから来客者ということでの費用なんでしょうか。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
こちらについてはその施設のほうに委ねたいと思っておりました。従業員の方もそうですし、例えば宿泊される方、または宴会等で利用される方々に活用するという使い方もあるかということで、そこは、我々のほうで縛るというよりは、施設のほうにある程度柔軟に判断いただいてもいいかというふうに考えております。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 分かりました。見た感じでは、先ほど言った1番目の上限額、その金額については、やっぱり100室以上が80万円というのは、ちょっと金額的にも少ないかとちょっと思ったので、そこについては、これから検討するわけにはいかないんでしょうけれども、もし次にまたとなれば検討していただければと思って意見として終わります。
以上です。
○高山 委員長 ほかに御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
4 八戸えん
ぶり支援事業等について
○高山 委員長 次に、八戸えん
ぶり支援事業等について報告願います。
◎安原
観光課長 それでは、八戸えん
ぶり支援事業等について御説明申し上げます。
タブレットの資料を御覧願います。
初めに、八戸えん
ぶり支援事業等の趣旨でございますが、
新型コロナウイルスの影響により、2年続けて八戸えんぶりの
各種行事が中止になったことに伴い、経済面や
技術継承の面でえんぶり組が受ける影響は非常に大きく、関係団体からの要望も踏まえまして、八戸えんぶりの保存と継承を図るため2つの事業を実施するものであります。
1つ目の事業は、えん
ぶり支援事業でございます。
①の
事業目的でございますが、八戸えんぶりの
各種行事の中止に伴い、各えんぶり組では門づけ等の収入が減少となりましたが、衣装や小道具のほか、維持管理のための経費や、
練習場所の使用料などの
活動経費は負担しなければならないことから、これらの経費を対象に補助金を交付し、えんぶり組の
経済的負担の軽減を図ることを目的とするものでございます。
次に、②の
交付対象者でございますが、八戸えんぶりを主催する
八戸地方えん
ぶり保存振興会とし、振興会を通じてえんぶり組32組へ補助金を交付するものであります。
次に、③の
補助対象経費及び補助率でございますが、まず、アになりますが、団体の
活動支援金として一律に5万円を交付いたします。
次に、イとして、衣装及び小道具の保管や
練習場所として使用するための
建物借用料、
土地借用料等の経費につきましては全額を、次にウの衣装及び小道具の修理や購入に要する経費、その他市長が必要と認める経費につきましては2分の1を
補助対象といたします。
なお、補助金の上限額は1組当たり10万円といたします。
次に、④の事業費でございますが、32のえんぶり組へ最大10万円ずつを交付することを想定し、補助金320万円を事業費として見込んでおります。
なお、財源につきましては、青森県
新型コロナウイルス感染症市町村総合対策事業費補助金の活用を予定しております。
次に、⑤の
事業期間でございますが、令和4年4月から令和4年12月までを予定しております。
なお、参考として今年度実施いたしましたえん
ぶり支援事業の実績を記載しております。
次のページをお開き願います。
2つ目の事業は、えん
ぶり代替イベント開催事業でございます。
①の
事業目的でございますが、八戸えんぶりの
各種行事が2年続けて中止となったことに伴い、えんぶりを披露する機会が失われ、えんぶり組においては次代を担う
子どもたちへの
技術継承が困難となっておりますことから、えんぶりを披露するための場となる
代替イベントの開催を支援し、えんぶりの
技術継承を図ることを目的とするものでございます。
次に、②の
交付対象者でございますが、八戸えんぶりを主催する
八戸地方えん
ぶり保存振興会に対し補助金を交付するものでございます。
次に、③の
補助対象経費及び補助率でございますが、
代替イベントの開催に要する経費を
補助対象経費とし、補助率は10分の10といたします。
次に、④の事業費でございますが、補助金300万円を事業費として見込んでおります。なお、財源につきましては、青森県
新型コロナウイルス感染症市町村総合対策事業費補助金の活用を予定しております。
次に、⑤の
事業期間でございますが、令和4年4月から令和4年12月までを予定しております。
なお、参考としまして、八戸えんぶり
代替イベントの概要、また八戸えんぶりに関する関係団体から市への要望について資料に記載しております。
最後に、ただいま御説明申し上げましたえん
ぶり支援事業及びえん
ぶり代替イベント開催事業につきましては、
関連予算を3月
補正予算その2として現在開会中の定例会へ提案したいと考えております。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地 委員 えんぶりの支援に対するこの事業について、市のほうで英断をもってしていただいたことに、まずもって感謝申し上げたいと思います。
えんぶりは国の重要無形民俗文化財というふうなことで、今後も八戸にとってはなくてはならないお祭りであろうと思います。そういうふうな意味で、2年連続中止ということは、大変心が痛む残念な事柄でありました。しかしながら、八戸のえんぶりは、この時期においては東北で、また国においても大変貴重で、そしてまた八戸市民の誇りであるというふうなことに鑑みれば、何としてもその民俗芸能としての伝承と、そして歴史をつないでいっていただきたい。そういう意味において、こういうふうな補助金が、支援金が出ることは大変喜ばしいことであります。金額的には、1組10万円ぐらいということでありますので、決して満足できる金額ではないのでありますが、ただ、やはり市でもそういうふうな思いで皆様方を応援するというふうな姿勢を前面に出されることに大変意義があるというふうに思っておりますので、どうかそのことを肝に銘じて、今後もこの伝承につき、そしてまた、無形の民俗文化財ということに鑑みて、支援をしていただくようにお願いをしたいと思います。
そしてまた、えんぶりの
代替イベントの開催というふうなことで、300万円の予算を持っております。これについては、多分えんぶり保存会やえんぶり組の間で開催の日時や方法などこれから検討されると思うんですが、市のほうとしてどういうふうな取組方について考えているか、ちょっとその辺の考えをお聞きしたいと思います。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
代替イベントの開催内容に関する市の意向という部分でございますが、補助金という部分もありますので、やはり主催者でありますえん
ぶり保存振興会の皆さんがやりたいという内容を、まずは最大限尊重する形になるかというふうに思っておりました。もちろん保存振興会には、八戸市もメンバーとして、会員として名を連ねておりますので、その場で御意見する部分は出てくるかと思います。また、一方で、コロナウイルスの感染状況の中での開催ということになるので、やはり感染対策とか、そういった部分は十二分に配慮した上での開催と、また、時期も多分感染状況によって様々、まだ流動的な部分もあるので、そういったところは非常にしっかりと留意された中での開催を検討してほしいということでの意見は伝えざるを得ないというふうには考えてございます。
以上でございます。
◆寺地 委員 ありがとうございました。私は、一般質問の中でも、この八戸のえんぶりを広めていく、そしてまた市民の心のよりどころにするというふうな意味で言えば、当然イベントなりそういうふうな催しに参加してくれる、または見てくれる方がたくさんいることが重要だと思うんです。そういうふうな意味では、何とかテレビ放送とか、ユーチューブとか、そういうふうな宣伝の媒介になるような方策を万全にしていただきたい。そのことによって、見る方に喜びを与えたり、八戸のえんぶりがこういうふうなものだということを認識させるよい機会になると思うんです。そして、えんぶりが成功すれば、夏の三社大祭、八戸の三社大祭もやはりこれも大事なお祭りですので、それもまた成功に結びつけることができる、そういうふうな成功が八戸の市民の誇りを高め、そして観光業の力を高め、そしてひいては八戸の経済に貢献するということにつながっていくと思いますので、どうぞその辺を様々考慮しながら確実に、そして盛大に行っていただきますことを要望して終わりたいと思います。ありがとうございました。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
◆久保〔し〕 委員 私のほうから2点ほど。32組なんですけれども、これは、前も聞いたときは八戸市以外も入っているというふうな話だったんですけれども、八戸市以外も入っているのか。もし入っているのであれば、八戸市外の方の組としては、その自治体のほうからも支援を受けるということがないのかと。ダブってもらったらちょっとどうかという部分があったのでここを聞きたいということと、それから、子どもえんぶりなんですけれども、私も青潮小学校でやっていますけれども、中学校、小学校とやっていると思うんですけれども、そちらのほうへの支援は、この32組には入っていないということなんでしょうか。それと、あともう1つは、このえんぶり
代替イベントなんですけれども、300万円ということですよね。そうすると、それぞれの団体からもお金を出していただいて、この300万円では済まないと思うんですけれども、広げた数で1000万円とか、そういう規模なのか、日程的にも1日なのか2日なのかということで、この市の300万円の大体の内訳、会場費だとか謝礼だとかとあると思うんですけれども、主なものというのはどんなものなんでしょうか。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
まず、32組の支援に対する市外のえんぶり組も入っているのかというところでございますが、まず32組の中には市外のえんぶり組も入っております。これは、補助金を交付する考え方とすると、毎年2月に開催されます八戸えんぶり、こちらに参加をしていただいているえんぶり組に対して補助をするということでございますので、毎年2月に例年開催されておりますえんぶりには、階上町、南部町、それからおいらせ町からも各えんぶり組が参加していただいて、この4日間の八戸えんぶりを盛り上げてくれているというところがございますので、そのえんぶり組の活動を支援するということで対象としております。
なお、子どもえんぶり組につきましては、今回対象には入っておらないんですけれども、それぞれの子どもえんぶり組というのは、やはり各地区のえんぶり組に紐づいているというか、一緒に活動している部分がありますので、そういった中で各組への支援の中で子どもえんぶり組のほうにも支援が行き届いているというふうに考えております。
次に、300万円の、
代替イベントの内訳でございますけれども、今現在想定している中での主なものとすれば、やはり出演されるえんぶり組への謝礼というところになってきます。あとは、実際にそのイベントを開催するとなると様々かかります。例えば看板の設置であったり、警備員を配置したりというような形での委託の部分、先ほど寺地委員がおっしゃいました宣伝広告、この部分にも幾ばくかのお金を回しながらPRもしっかり進めていきたいというふうな内訳となっています。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 子どもえんぶりのほうももちろん紐づけになっているところもあるんですけれども、やはり経費的には同じようにかかるということもあるので、将来的には、こちらのほうの子どもの部分についても支援のほうをお願いしたいということを要望させていただいて、あと、300万円についての、謝礼ということなんですけれども、そうすると大体何団体ぐらいがこのイベントに参加を予定していらっしゃるのかということをお聞きしたいんですけれども。
◎安原
観光課長 お答えいたします。
今回のイベントの目的が、2年連続で中止になった技術の継承というところに目的を置いておりましたので、今現在考えているのは32組全部には出演していただきたいと。そうすることで技術の継承ということにつながっていくかというふうに考えておりましたので、内訳とすると、32組全部に出てほしい、これは現時点での我々の考えでございますけれども、そういった状況でございます。
以上でございます。
◆久保〔し〕 委員 イベントの日程によると思うんですけれども、やはり8月とか暑いときは、えんぶりというのはちょっと大変な作業に、作業というか汗かいたりと大変だと思うので、時期的な問題もあるんだろうけれども。あとは、32組にやっぱり出てほしいという意味合いは早めに伝えておかないと、私たちは関係がないという感じになっていると困るので、全部の団体さんにイベントに参加してもらうような、そういう前告知というんですか、えんぶり組合のほうからとか、イベントの担当課のほうからとか、そういうような形でやるから、ぜひ32組、全部参加してくださいというのをあらかじめ、早めに告知をしていただかないと準備が間に合わないと思うので、その辺よろしくお願いしたいというところで終わらせていただきたいと思います。
○高山 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高山 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
5
物件破損事故に係る
損害賠償額の
専決処分について
○高山 委員長 次に、
物件破損事故に係る
損害賠償額の
専決処分について報告願います。
◎久保
農業経営振興センター所長 それでは、
物件破損事故に係る
損害賠償額の
専決処分について御説明申し上げます。
タブレットの資料を御覧願います。
本案件は、当センター職員が公用車運転中に起こした自動車事故において、相手方への損害賠償が発生したため、その
専決処分の報告を行うものであります。
まず、1、事故発生日時は令和4年1月18日火曜日、午前12時頃、天候は晴れの状況でございました。
2、事故発生場所は、八戸市大字尻内町字笹ノ沢16であります。
3、事故発生状況は、当センター職員が公用車を運転中、片側1車線の坂道を上っていく途中で、下りの走行車がございまして、安全のためブレーキを踏んだところ、路面凍結によるスリップにより車が回転してしまい、民家の道路沿いにある花壇ブロックに正面から衝突したものであります。
4、
専決処分月日は、令和4年3月7日月曜日であります。
5、
損害賠償額は、花壇ブロックの修繕として、税込み8万8000円となっております。
6、示談成立月日は、令和4年3月8日火曜日でございます。
本件につきましては、今定例会において御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。今後とも職員に対し、より一層の安全運転を徹底させ、事故発生防止に努めてまいります。
以上で説明を終わります。
○高山 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆山名 委員 聞き漏らしたのかもしれないんですけれども、当センター職員というのはどこの職員ですか。
◎久保
農業経営振興センター所長 失礼しました。八戸市農業経営振興センターの、我々の部署の職員でございます。
○高山 委員長 よろしいですか。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕